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2018/11/28

お子様のお口の健康格差について

だんだんと寒くなってきましたが、皆さんお元気でしょうか?


今日はとても大事なお話をさせていただきます。


少し前にTVで、子供たちの中で「歯の健康格差」が広がっているとニュースが流れていました。


歯が生え始めたころからしっかり予防をしていて、全く虫歯のない子供たちが増えている一方で、
「口腔崩壊」の状態になっている子供たちがいることが分かりました。


「口腔崩壊」とは10本以上の虫歯がある状態であったり、歯の根っこしか残っていない状態のことを表します。
(ネット等で「子供 口腔崩壊」と画像検索をすると沢山が写真が出てくるので見ていただくのも参考になると思います。)


このように、子供たちの間で「歯の健康格差」が広がっているのです。


歯科医院で働いていても、一昔前の「虫歯になったら治療すれば良い」という考えから
虫歯にならないように予防する」という意識が高まっていて、虫歯になる子供たちが減少したのは事実です。

これは、20代から40代のお母さんやお父さんが、虫歯でつらい思いをした経験や、インターネットの情報などをみて「予防歯科」をご家庭でも行うご両親が増えたからです。

実際、当院でも歯が生え始めたころから定期的に通われるお子様がとても多いです。
虫歯治療を行うのではなく、「フッ素塗布」等の予防目的で通われています。

そしてご両親からも積極的に虫歯にならないための予防法の質問を受けることも多くなりましたし、話しを聞くと、「何かあってからでは遅いわよね。虫歯にならないように予防しておきたいの。」とのことでした。


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ではなぜ、「歯の健康格差」がおこっているのでしょうか?


その背景に浮かび上がるのが、家庭環境の変化や、保健医療の知識の差と、知識を行動に移せるだけの時間的制約の差から生まれている部分が大きいようです。


忙しい生活の中で、診療に連れて行く時間がとれなかったり、その為に仕事を休むことができないなど、やむをえない状況があるのも現実です。

また、親の知識不足も原因の1つであり、乳歯で虫歯になってもいずれ永久歯に生え変わるのだから放っておいてもいいのでは、と考える人が少なくないのもあるようです。

乳歯には、永久歯が正しい位置で生えてくるのを誘導する役割があり、虫歯などで早期に乳歯が抜けると、永久歯の生えてくる順番に狂いが生じ、歯並びの悪化を誘発します。
歯並びが悪ければ磨き残しも出やすくなるため、永久歯でも同じように虫歯や歯周病になりやすくなるのです。


このように、子供の虫歯の問題は、その子が大人になっても関係してくる問題となるのです。
学校検診等で虫歯ありや、要注意と紙をもらった場合はなるべく早めに歯科を受診していただければと思います。

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歯は大切な子供たちの財産です。

子供の歯の問題が親の問題と考えてもおかしくありません。
辛い思いをさせないためにも、出来る限りしっかりメンテナンスをしてあげましょう。


また後日詳細を記載しますが、小島歯科医院は厚生省から「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」として認定されました。


当院では、子どもだけでなく、大人も毎月フッ素塗布に健康保険が適用されます。
フッ素塗布は特に、歯が生えて間もないお子さんのむし歯予防には非常に効果的です。
歯磨きとフッ素の力を合わせて行くことで、よりむし歯になりにくい環境をつくっていきましょう!


随時ご相談は承っておりますので、疑問に思うこと、不安に思うことがありましたらご相談くださいませ。
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